2009年12月23日水曜日

越冬闘争へカンパを!

釜ヶ崎越冬闘争への緊急資金協力のおねがいです
2009年冬 第40回釜ヶ崎越冬闘争実行委員会

 一年は早いもので、今年も寒い季節がやってきました。野宿を強いられる多くの労働者にとっては地獄さながらの季節です。大阪市における年間の「路上死」者は毎年100人を越え、凍死、餓死など、その過酷さは冬に集中します。野宿を強いられる仲間にとっては、まさに命の危機に直面する季節といえると思います。
 釜ヶ崎越冬闘争は、今回で40回目を数えます。支援・市民が集まって「一人たりとも死者を出すな」を合い言葉に、毎年毎年、とぎらすことなく続けてきました。今年も、
12月28日~1月 8日までの12日間を、やりきろうと思っております。

釜ヶ崎越冬闘争とは

 釜ヶ崎越冬闘争は、第1回の1970年暮れ以来、ずっと続けられています。目的は、行政の窓口も閉ざされる年末年始をはさんでの厳しい寒さの時期、野宿を強いられる仲間に生きることが闘いであることを呼びかけながら、仲間を防衛するため、期間中、仲間と支援が一緒になって様々な活動を取りくむことです。具体的には、夜の地区内医療パトロール、毎日の炊き出し、布団毛布を用意しての寝場所作り、地区外で野宿する仲間に呼びかけ、また市民に釜ヶ崎の実情を知らせるための人民パトロール、そして、正月をはさんで行われる越冬まつりなどです。越冬まつりは、三角公園にたき火をたき、のど自慢、バンド・演歌歌手の演奏、モチつき大会、ソフトボール大会など、寒さを吹き飛ばしての楽しい行事です。仕事始めの1月4日には、労働者が大阪府・市に押しかけ、要求書をだして行政に就労対策などを強く迫ります。

 越冬闘争は、労働者を取り巻く格差・貧困の増大、そして、国・行政の「職・住対策」の不備ゆえに、まだまだ多くの労働者が野宿を強いられる状況が続く限り、ずっと取りくみ続けなければならない、現場での大事な闘いです。

資金協力のお願いです

越冬闘争を闘っていくにあたりお願いがあります。裏面に、前回39回越冬闘争の収支報告をのせてありますが、それをご覧になっていただくとわかりますように、一回の越冬闘争で、約70~80万円の資金が要ります。

これまで述べさせてもらった趣旨をよくご理解いただき、今回も、多くのみなさんの資金協力を、ここにお願いする次第です。よろしくお願いいたします。

 【振込先】
①みずほ銀行 難波支店 普通口座1387094 釜ヶ崎実行委員会 代表 山田 実

②ゆうちょ銀行 記号141 番号33722521     
【他金融機関から振り込みの場合】

③ゆうちょ銀行 店番418 普通預金3372252

④郵便振替口座 00960-4-108331

※②③④は、名義: 釜ヶ崎実行委員会

あわせて、釜ヶ崎越冬闘争への緊急物資協力もよろしくお願いいたします。
2009年冬 第40回釜ヶ崎越冬闘争実行委員会

越冬闘争を闘うには、次のような多くの物資が必要になります

 ★毎日の炊き出しに使う、米、野菜、その他の食料
 ★寝場所とか、医療パトロールで使う、毛布類
 ★衣類(成人男性用で、防寒着、セーター類、下着、靴下など)
 ★その他、石鹸、タオルなどの日常生活用品

越冬闘争の趣旨をよくご理解いただき、多くのみなさんの物資協力を、ここにお願いする次第です。よろしくお願いいたします。

【物資の送付先】
(〒557-0004)大阪市西成区萩之茶屋1-9-7
        第40回釜ヶ崎越冬闘争実行委員会(代表 山田 実)
    電話:06-6632-4273

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